適応障害と診断される前に起きていたこと【限界サインまとめ】

こんにちは、蒼檸檬です。
今回は、私が「お前は叩けば叩くほど伸びる」と言われ続け、適応障害になったときの体験談をお話しします。あくまで私の体験談ですが、限界サインとして参考になれば幸いです。
目次
当時の職場について
当時いた会社は、いわゆる体育会系の環境でした。
「気力があれば風邪なんてひかない」と本気で言うような空気があり、全体会議ではこんな言葉が飛び交っていました。
うちの社員は気力があるから風邪なんてひかない
体調不良=気持ちの問題、という価値観が当たり前の職場でした。
業務は毎日テレアポ。
相手に迷惑をかけていることも自覚しながら、ただ件数をこなすだけの仕事。
「なぜこんなことをしているんだろう」という虚無感が、じわじわと心を削っていきました。
さらに上司からは毎日のように
頑張っているか。ずっと見てるぞ
と声をかけられ、見守られているというより「監視されている」感覚でした。
辛さをOJTの先輩に相談し、そういった言動をやめてくれるようその上司に直談判してくれました。
先輩は本当に気にかけてくれて、守ろうとしてくれました。
それでも翌日には
お前は叩けば叩くほど良いんだ
と言われ、心も体もさらに追い込まれていきました。
具体的な症状(適応障害のサイン)
- 昼休みに会社のトイレで泣くのが日課
- 家で「消えたい」などとネガティブなことばかり口にしてしまう
- 会社に入れず、周囲を歩いて時間をつぶす(早めに会社に着いていないと不安になる性格だったので、時間だけはありました)
- 身だしなみを整えられなくなる
今振り返ると、これは明らかな心の限界サインでした。
それでも「甘え」だと思っていた
会社で泣くことが増え、同僚や総務の方に相談するようになりました。
総務の方から「一度人事面談をした方がいい」と言われ、人事との面談では号泣。
それでも心のどこかで
「自分が弱いだけではないか」
「これは甘えなんじゃないか」
と思っていました。
人事から「休んだ方がいい」と言われ、まずは有給を取ることに。
その後、産業医との面談で「かなりまずい状態」と言われ、すぐにメンタルクリニックの受診を勧められました。
適応障害と診断されたときの気持ち
適応障害と診断されたとき、正直な気持ちはとても複雑でした。
「やっぱりそうだったんだ」という安心。
「本当に病気なんだ」という不安。
その両方が同時に押し寄せてきました。
でも、診断書が出て休職の指示が下りたとき、いちばん強く感じたのは――
「これでやっと休める」 という安堵でした。
限界まで頑張らないと休んではいけないと思い込んでいた私にとって、「休んでいい」と言ってもらえたことは、許可をもらえたような感覚でした。
休職してから意識していたこと
休職に入ってすぐ劇的に元気になったわけではありませんが、仕事のことを考えなくていい環境になったことで、少しずつ心の緊張がほどけていきました。
最初の頃は何もする気が起きませんでしたが、だんだんと日常の小さなことができるようになっていきました。
- 家で簡単な料理をしてみる
- 近所をゆっくり散歩する
- 気持ちが少し上向いている日は、少しだけ遠出してみる
「できたこと」が増えるたびに、ほんの少しずつ自信が戻っていく感覚がありました。
意識していたのは、できるだけ生活リズムを崩さないことです。
早寝早起きを心がけて、朝はカーテンを開けて日光を浴びるようにしていました。
もちろん、うまくできない日もありました。
昼まで起きられない日や、何もしたくない日もありました。
それでも、「休むことも回復の一部」だと思うようにしていました。
休職中は何か特別なことをする期間ではなく、すり減った心を元に戻す時間だったのだと思います。
今振り返って分かる「心の限界サイン」
当時は気づけませんでしたが、今思うと心ははっきりと限界のサインを出していました。
- 家でネガティブなことしか言えなくなっていた(「もう辞めたい」「消えたい」と口にしてしまう)
- 会社のトイレで泣くのが日課になっていた
- 「明日が来るのが怖い」「朝が来なければいい」と思っていた
- 理由のはっきりしない不安が、ずっと胸の奥にある感覚
どれもそのときは「疲れているだけ」「自分が弱いだけ」と思っていました。
でも本当は、心がこれ以上無理だと教えてくれていたサインだったのだと思います
あの頃の自分と、今苦しいあなたへ
今振り返ると、あのときの自分に「それでも生き抜いてえらいよ」と言ってあげたい気持ちになります。
そして今まさに苦しんでいるあなたも、もう十分頑張っています。
これ以上無理をする前に、立ち止まる選択をしてもいいんです。
以前の私は、「正社員で働き続けなければいけない」と思い込んでいました。
でも今は、アルバイトや業務委託など、働き方はいくらでもあると分かりました。
大事なのは、肩書きよりも、まず自分が生きていられる環境を選ぶこと。
働き方は、あとからいくらでも立て直せます。
休むという選択肢があることを知っておいてください。
厚生労働省が設置している相談窓口のリンクも記載しておきます!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
少しでもあなたの心が軽くなっていれば幸いです。


