適応障害で休職後、復職して後悔する人・しない人の違い|私が退職を選んだ理由【チェックリスト付き】

「休職後、復職すべき?それとも退職すべき?」
「このまま会社に戻っていいのか不安…」
こんにちは、蒼檸檬です。
適応障害で休職すると、必ず直面するのがこの選択です。
私は以前、3ヶ月の休職期間を経て、退職を選びました。
この記事では、
- 私が退職を決めた理由
- 復職を選ぶべきケース・退職を選ぶべきケース
- 後悔しないための判断チェックリスト
を、実体験をもとにお伝えします。
どちらを選んでも正解です。大切なのは、自分の気持ちと向き合って決めることです。
⚠️ 大前提
この判断は焦って決める必要はありません。体調が安定してから、じっくり考えましょう。主治医や信頼できる人に相談しながら決めることをおすすめします。
目次
私が退職を選んだ理由【実体験】
まず、私が退職を決めた経緯をお話しします。
休職3ヶ月目、配置転換の打診があった
休職して3ヶ月が経ち、体調が少し落ち着いてきた頃、人事から連絡がありました。
「復職するなら、配置転換も検討できます」
会社側としては、営業部内での配置転換を提案してくれました。
でも、私は「復職しない」と決めた
私が退職を選んだ3つの理由
1. 人は変わらない
配置転換しても、上司や同僚は同じ会社内にいます。
私を追い込んだパワハラ上司も、体育会系の社風も、営業部内にいる限り変わりません。部署が変わっても、同じ人たちと関わる可能性は高いです。
2. 体育会系の社風が合わなかった
私の会社は、いわゆる「叩けば伸びる」「根性で乗り切れ」という体育会系の文化が根強くありました。
配置を変えても、この社風は変わらない。同じ環境にいる限り、また同じことが繰り返されると感じました。
3. 再び体調を崩すリスクを取りたくなかった
復職して、また同じように体調を崩したら…?
そう考えると、「もう一度この環境で頑張る」という選択肢は自分にはありませんでした。
退職を決めたのは、体調が落ち着いた3ヶ月目
最初の1〜2ヶ月は、判断できる状態ではありませんでした。
体調が安定してきた3ヶ月目に、冷静に考えられるようになり、退職を決断しました。
誰に相談したか
私は以下の人に相談しました:
- 主治医:「焦らず、自分の気持ちを大切に」とアドバイスをもらいました
- 友人:客観的な意見を聞けて、気持ちの整理ができました
家族には後から報告しました。
迷いや不安はあった
退職を決める時に感じた不安
1. 「これからどうする?」という漠然とした不安
退職後の生活、転職活動、お金のこと…先が見えない不安は大きかったです。
2. 金銭面での不安
正直、「復職した方が安定するのでは?」と揺らいだこともあります。
収入がなくなることへの不安は本当に大きかったです。
今振り返って:退職してよかった
退職から時間が経った今、退職してよかったと心から思っています。
もし復職していたら、もっと精神的につらかったかもしれません。
自分の心と体を優先した選択は、間違っていなかったです。
復職を選ぶべき5つのケース
次に、「復職を選んだ方がいい」と考えられるケースをまとめます。
✅ 復職を検討すべきケース
1. 職場環境の改善が約束されている
以下のような具体的な改善策が提示されている場合:
- パワハラ上司の異動・処分が決定している
- 別部署への配置転換が確約されている
- 労働時間の削減・業務量の調整が約束されている
- 人事や産業医のサポート体制が整っている
2. 会社に愛着や未練がある
- 仕事内容自体は好き
- 信頼できる同僚や上司がいる
- 会社の理念やビジョンに共感している
- 「もう一度頑張ってみたい」という気持ちがある
3. 経済的に退職が難しい
- 住宅ローンや家族の生活費がある
- すぐに転職できる見込みが薄い
- 失業保険だけでは生活できない
4. 体調が十分に回復している
- 主治医から「復職可能」と判断されている
- 睡眠・食欲が安定している
- 通勤のイメージをしても不安が少ない
5. リハビリ出勤などの制度が整っている
- 段階的な復職プログラムがある
- 時短勤務から始められる
- 産業医との定期面談がある
💡 ポイント:
復職を選ぶ場合も、「様子を見ながら」という姿勢が大切です。無理をせず、再び体調を崩したら退職も視野に入れておきましょう。
退職を選ぶべき5つのケース
次に、「退職を選んだ方がいい」と考えられるケースです。
✅ 退職を検討すべきケース
1. 職場環境が根本的に変わらない
私のケースがまさにこれでした。
- パワハラ上司がそのまま在籍している
- 配置転換しても同じ社風・文化の中
- 会社全体の体質(長時間労働、体育会系など)が問題
- 人事が「様子を見ましょう」としか言わない
2. 会社のことを考えると体調が悪化する
- 会社の建物を見るだけで動悸がする
- 復職のイメージをすると吐き気がする
- 会社のメールを見ると不安になる
- 「戻りたくない」という気持ちが強い
3. 主治医が復職に否定的
- 医師から「環境を変えた方がいい」と言われている
- 復職後の再発リスクが高いと判断されている
4. 新しい環境で再スタートしたい気持ちが強い
- 転職して別の仕事に挑戦したい
- 「この会社にいても成長できない」と感じる
- 今の職場に未練がない
5. 復職しても同じことの繰り返しだと確信している
これが一番大きな判断材料です。
- 過去にも同じような状況があった
- 会社が本質的な改善をする気がない
- 「人は変わらない」と感じている
⚠️ 注意:
退職を選ぶ場合も、焦りは禁物です。失業保険、傷病手当金、転職活動のタイミングなどを計画的に考えましょう。
後悔しないための判断チェックリスト【10項目】
復職か退職か迷っている方へ。以下のチェックリストを使って、自分の気持ちを整理してみましょう。
📋 判断チェックリスト
【環境面】
□ 職場環境の改善が具体的に約束されている
□ パワハラやハラスメントの原因が取り除かれている
□ 配置転換や業務調整が可能である
【体調面】
□ 主治医から復職可能と判断されている
□ 睡眠・食欲が安定している
□ 通勤や職場のイメージをしても不安が少ない
【気持ち面】
□ 「もう一度頑張りたい」という気持ちがある
□ 会社や仕事に未練・愛着がある
□ 「戻りたくない」という拒否反応がない
【経済面】
□ 退職後の生活費の見通しが立っている
□ 失業保険や傷病手当金の受給条件を理解している
チェック結果の見方
✅ 7個以上チェックがついた → 復職を検討してもいいかも
ただし、無理は禁物。様子を見ながら判断しましょう。
❌ 3個以下のチェック → 退職を視野に入れた方がいいかも
特に「環境面」「気持ち面」のチェックが少ない場合は、退職も選択肢です。
△ 4〜6個のチェック → もう少し様子を見る
焦らず、主治医や信頼できる人に相談しながら決めましょう。
💡 大切なこと:
チェックリストはあくまで目安です。最終的には「自分がどう感じるか」を大切にしてください。
焦って決めてはいけない理由
復職・退職のどちらを選ぶにしても、焦って決めるのは危険です。
焦って決めるとこんなリスクが…
1. 復職を焦った場合
- 体調が完全に回復していないまま戻って、再発する
- 「早く戻らなきゃ」というプレッシャーで悪化する
- 職場環境が変わっていないのに復職して、また同じ状況になる
2. 退職を焦った場合
- 失業保険や傷病手当金の受給条件を確認せずに辞めて損をする
- 転職活動の準備ができていない状態で無職になる
- 後から「もう少し考えればよかった」と後悔する
判断のベストタイミングは「体調が安定してから」
私の場合は休職3ヶ月目でした。
最初の1〜2ヶ月は何も考えられる状態ではありませんでした。体調が落ち着いてから、冷静に判断できるようになりました。
人によってタイミングは違います。焦らず、自分のペースで決めましょう。
判断に迷ったら相談すべき人
一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することをおすすめします。
1. 主治医
最優先で相談すべき相手。
- 体調面から見た復職可否を判断してくれる
- 復職のリスク・退職後の不安についてアドバイスをくれる
2. 産業医・人事(会社側)
- 復職時の配置転換や業務調整の可能性を確認できる
- 会社がどこまで改善する意思があるかを見極められる
3. 家族や信頼できる友人
- 客観的な意見をもらえる
- 気持ちの整理ができる
- 経済面での相談もできる
4. 転職エージェント
- 退職後の転職市場の状況を教えてくれる
- メンタル不調歴のある転職活動のアドバイスをくれる
復職・退職後にやるべきこと
復職を選んだ場合
復職後にやるべきこと
- リハビリ出勤を活用する:いきなりフルタイムではなく、段階的に復帰
- 定期的に主治医と面談:体調の変化を報告し、無理をしない
- 人事・産業医との面談を続ける:職場環境の改善を継続的に求める
- 無理をしない:また体調を崩したら退職も視野に入れる
退職を選んだ場合
退職後にやるべきこと
- 失業保険の手続き:ハローワークで受給手続きを行う(特定理由離職者の場合、すぐに受給できる可能性あり)
- 傷病手当金の継続受給:条件を満たせば退職後も受給可能
- 療養に専念:まずは体調を整えることを最優先に
- 転職活動の準備:体調が安定してから、履歴書や職務経歴書の準備を始める
関連記事:
【2026年最新】傷病手当金はいくらもらえる?適応障害で休職時の支給額計算と申請手順
私からのメッセージ:どちらを選んでも正解です
復職するか、退職するか。
この選択に「絶対の正解」はありません。
復職を選んで、環境が改善されて元気に働いている人もいます。
退職を選んで、新しい環境で再スタートを切った人もいます。
大切なのは、
- 自分の気持ちに正直になること
- 焦らず、じっくり考えること
- 信頼できる人に相談すること
です。
私は退職を選びましたが、それは「この環境では自分は幸せになれない」と感じたからです。
金銭面の不安はありました。これからどうするかも不安でした。
でも、「人は変わらない」「社風は変わらない」という現実を受け入れて、新しい道を選びました。
今振り返っても、退職してよかったと思っています。
あなたの人生です。あなたが幸せになれる選択をしてください。
どちらを選んでも、それは正解です。
📖 あわせて読みたい
- 適応障害で休職中の過ごし方|焦らず回復するために私がやったこと・やめたこと
- 【2026年最新】傷病手当金はいくらもらえる?適応障害で休職時の支給額計算と申請手順
- 適応障害で退職したら失業保険はすぐもらえる?特定理由離職者の手続き完全ガイド
- 短期離職は何ヶ月から不利?書類で落ちる基準と面接で見られるポイント
💬 この記事が誰かの決断の助けになれば嬉しいです
ここまで読んでいただきありがとうございました。


