【実体験】適応障害で退職したら転職は不利?面接での伝え方テンプレート

「適応障害で退職したら、次の転職は不利になる?」
「面接で適応障害のこと、言わなきゃいけない?」
「そもそも、採用してもらえるのかな…」
こんにちは、蒼檸檬です。
私はこれまで、仕事につまずいたり、立て直したりを繰り返してきました。
その中で、適応障害による休職・退職、そして転職活動も経験しています。
正直に言うと、転職活動が楽だったことは一度もありません。
でも、すべてが「不利」だったわけでもありませんでした。
目次
企業側が不安に感じやすいポイント
まず、少し現実的なお話になりますが、適応障害での退職がある場合、企業側が不安に感じやすいポイントもあります。
不安に感じやすいポイント
① 離職期間が長く、説明があいまい
「離職期間中、何をしていましたか?」と聞かれたとき、はっきり答えられないと、企業は不安を感じます。
② 短期離職と重なっている
在籍期間が短い(1年未満など)と、「またすぐ辞めるのでは?」と思われやすいです。
適応障害が理由でも、短期離職の印象は拭いきれません。
③ 面接で過度にネガティブな印象を与える
前職の愚痴や、「自分は被害者だった」という話ばかりすると、企業は「うちでも同じことが起きるのでは?」と警戒します。
④ 治療継続中で勤務に制限がある
「週3日しか働けない」「残業ができない」など、明確な制限がある場合、採用のハードルは上がります。
私の場合
私は2社目を半年ほどで退職し、その後に数ヶ月の離職期間がありました。
面接ではその期間について聞かれることが多く、「少し長いですね」と言われる場面もあり、正直つらく感じることもありました。
中には、全体的に緊張感の強い雰囲気の面接もあり、社長面接で「で、あなたは何ができるんですか?」とストレートに聞かれたこともあります。
当時は「私がダメだったのかな」と落ち込みましたが、今思うと、あの違和感は大切なサインだったのかもしれません。
ただ今振り返ると、あの場で強い違和感を覚えたのは、自分とその会社の相性を知るきっかけだったのかもしれません。
無理に合わせて入社していたら、もっと苦しくなっていた可能性もあると思っています。
企業側が気にならないケース
逆に、適応障害での退職がそれほど気にされないケースもあります。
⭕ 気にならないケース
① 原因が明確で、環境要因と説明できる
「パワハラがあった」「長時間労働が続いた」など、客観的に見ても「それは辛いよね」と思われる理由があれば、理解を得やすいです。
② 回復していて、勤務に問題ない
「現在は通院していない」「フルタイムで働ける」など、健康状態が回復していることを伝えられれば、企業の不安は軽減されます。
③ 前向きな転職理由がある
「次はこういう環境で働きたい」「こういうスキルを身につけたい」など、未来志向の理由を話せると、ポジティブな印象になります。
④ 企業が「人を大切にする」文化を持っている
すべての企業が適応障害に偏見を持っているわけではありません。
中には、「メンタル不調は誰にでも起こりうること」と理解してくれる企業もあります。
私の場合
私は面接で適応障害のことは言いませんでしたが、離職期間については「旅行に行っていろんな知見を深めた」と前向きに伝えました。
この説明が、ウケるところにはウケました。
【実体験】2回目の転職活動で実際どうだったか
ここからは、私のリアルな転職活動をお話しします。
転職活動の数字
- 応募企業数:50社くらい?
- 書類選考通過:7社
- 内定:1社
正直、かなり厳しかったです。
面接で聞かれたこと・回答の伝え方
「離職期間が長いですが、何をしていましたか?」
これは、ほぼすべての企業で聞かれました。これは「離職期間 何していたのか」と多くの人が不安に感じるポイントでもあります。
「よりよい環境を見つけたいと思い、じっくり転職活動をしていました。その間、旅行に行ったり、自己分析をしたりして、自分がどんな環境で働きたいかを考えていました」
この回答で、納得してくれる企業もありましたが、あまり関心を示してもらえないこともありました。
「前職を辞めた理由は?」
これも必ず聞かれます。
私の回答:
「前職では、自分のキャリアの方向性と会社の方針が合わないと感じ、退職を決意しました」
私の場合は、適応障害のことは面接では触れませんでした。
面接官の反応
正直、企業によって反応の温度差はかなりありました。
- 「で、あなたは何ができるの?」と冷たく言われる
- 「またすぐ辞めるんじゃないの?」と疑いの目で見られる
- 圧迫面接のような雰囲気になる
逆に、内定をくれた企業は、私の話をちゃんと聞いてくれて、「うちでこういうことをやってみたい?」と前向きに話してくれました。
失敗したこと
ある企業の面接で、「相手の立場に立ってじっくり考える、そういう働き方がしたい」と伝えたところ、面接官に「うちには合わないね」と言われました。
企業によっては、「個人主義」「成果主義」を重視するところもあるので、自分のスタンスが合わない企業もあるんだと実感しました。
成功したこと
「旅行に行っていろんな知見を深めた」という説明は、ウケる企業にはウケました。
「リフレッシュして、前向きに次を探しているんだな」と思ってもらえたのかもしれません。
【実体験】適応障害が再発した理由
ここからは、もっと正直な話をします。
私は50社応募して、1社から内定をもらい、3社目に転職しました。
「やった、転職成功だ!」と思いました。
でも…3社目でも、適応障害が再発しました。
そして、現在は離職中&求職中です。
正直、ショックでした。
「また同じことを繰り返したのかもしれない」と自分を責めた時期もあります。
でも今は、「次こそは自分を守る選び方をしたい」と思えるようになりました。
なぜ再発したのか
振り返ってみると、理由ははっきりしています。
- 「内定がもらえた」という安堵で、環境をよく見なかった
- 「早く働かなきゃ」という焦りで、無理をした
- 自分に合わない環境だと気づいても、「また辞めるのか」と思い、我慢した
転職活動が長引くと、「どこでもいいから内定が欲しい」という気持ちになります。
私もそうでした。
でも、その焦りが、結果的に自分を追い詰めることになりました。
転職はゴールじゃない
転職活動をしていると、「内定をもらうこと」がゴールに見えます。
でも、本当のゴールは、「自分に合った環境で、健康に働き続けること」です。
私は、そのことを忘れていました。
面接での伝え方テンプレート
ここからは、実用的な情報をお伝えします。
面接で「前職の退職理由」や「離職期間」について聞かれたとき、どう答えるか。
❌ NGな伝え方
パターン1:前職の愚痴
「前の会社はパワハラがひどくて、上司が最悪で、毎日怒鳴られて…」
→ ネガティブな印象を与える。「うちでも同じことを言うのでは?」と思われる。
パターン2:自分を被害者に
「私は何も悪くないのに、会社が悪かったんです」
→他責思考過ぎ、 「自己責任を感じていない」と思われる。
パターン3:あいまいな説明
「いろいろあって…」「ちょっと体調を崩して…」
→ 企業は「何があったんだろう?」と不安になる。
⭕ OKな伝え方テンプレート
パターン1:環境要因を伝える
「前職では、長時間労働が続き、体調を崩してしまいました。現在は回復しており、フルタイムで働くことに問題はありません。次は、ワークライフバランスを大切にしている環境で働きたいと考えています」
パターン2:前向きな転職理由
「前職では事務職でしたが、もっと人と関わる仕事がしたいと思い、退職を決意しました。離職期間中は、自己分析をしたり、旅行に行ったりして、自分が本当にやりたいことを考えていました」
パターン3:キャリアの方向性が合わなかった
「前職では、自分のキャリアの方向性と会社の方針が合わないと感じ、退職しました。次は、○○のようなスキルを身につけたいと考えており、御社の△△という事業に魅力を感じています」
ポイント
- 過去(退職理由)はシンプルに、未来(これからやりたいこと)は具体的に
- ネガティブな話は最小限に
- 「回復している」「働ける」ことを伝える
転職エージェントへの伝え方
転職エージェントには、適応障害のことを伝えるべきでしょうか?
私の経験
私は、初回面談で転職エージェントに適応障害のことを伝えました。
エージェントの反応:
「企業には言わなくても大丈夫ですよ。離職期間については、前向きな理由で説明しましょう」
エージェントは、私の味方として、どう伝えれば印象が良くなるかをアドバイスしてくれました。
エージェントに伝えるメリット
- 理解のある企業を紹介してもらえる
- 面接対策で、適切な伝え方をアドバイスしてもらえる
- 無理のない求人を提案してもらえる
エージェントに伝えるときのポイント
- 「現在は回復している」ことを強調する
- 「フルタイムで働ける」ことを伝える
- 「次はこういう環境で働きたい」という希望を明確に
企業には伝えなくてもいい?
これは、ケースバイケースです。
私は、企業には適応障害のことも休職のことも言いませんでした。
エージェントから「言わなくて大丈夫」と言われたからです。
ただ、もし入社後に配慮が必要な場合(通院が必要、残業が難しいなど)は、事前に伝えた方が良いかもしれません。
今、求職中の私だから言えること
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
正直に言うと、私は「転職成功者」ではありません。
3社目でも適応障害が再発し、今は離職中&求職中です。
でも、だからこそ、今のあなたに伝えたいことがあります。
① 無理をしないで
転職活動が長引くと、焦ります。
「早く内定が欲しい」「どこでもいいから働かなきゃ」と思います。
でも、その焦りで選んだ会社が、自分に合わない環境だったら、また辛い思いをします。
私がそうでした。
だから、無理をしないでください。
焦らないでください。
② 雇用形態にこだわらないで
正社員じゃなきゃダメ、と思っていませんか?
私もそう思っていました。
でも、今は違います。
契約社員、派遣社員、パート、アルバイト、フリーランス…
働き方はいろいろあります。
大切なのは、「自分が健康に働き続けられること」です。
③ 環境選びが、何より大事
スキルも大事。
キャリアも大事。
でも、一番大事なのは「環境」です。
どんなにスキルがあっても、環境が合わなければ、心が壊れます。
私は、それを2回経験しました。
だから、次は、環境を最優先に選びたいと思っています。
④ あなたは一人じゃない
適応障害で退職して、転職活動をしているあなた。
きっと、今、すごく不安だと思います。
「自分なんて、誰も採用してくれないんじゃないか」
「また失敗するんじゃないか」
私も、同じことを思っています。
今ここまで読んでくれているだけで、あなたは十分頑張っています。
あなたは一人じゃない。
私も、同じように悩んで、試行錯誤しています。
まとめ
適応障害の経験があると、転職活動で説明を求められる場面はあります。
でも、それがすべてではありません。
大切なのは:
- 焦らないこと
- 無理をしないこと
- 環境を最優先に選ぶこと
- 雇用形態にこだわらないこと
転職は、ゴールじゃない。
「自分に合った環境で、健康に働き続けること」がゴールです。
あなたのペースで、そのゴールに近づいていけることを、心から願っています。
一緒に、頑張りましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
優しいあなたが楽しく生きられますように。
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