「無職期間は有意義に」なんて無理だった~3回退職してわかった回復の順番~

こんにちは、蒼檸檬です。
離職期間中、今後のキャリアや将来について不安になりますよね。私もそうでした。
それに無職になると、こんな言葉を周囲やSNSでよく目にしませんか。
- 「無職期間こそ資格の勉強チャンス!」
- 「規則正しい生活でスキルアップ」
- 「空白期間を有意義に過ごそう」
……こんなの私には無理でした。(そもそも有意義に過ごせるならこんなことになってないと思いませんか?)
私はこれまで3回、退職を経験しています。そのたびに「今度こそ前向きに過ごすぞ」と思って、毎回3日と続かずソファに沈んでいました。
この記事では、そんな私が3回の退職を経て学んだ「だらだらの正しい使い方」と、少し元気が出てきたときに試してほしい「なぜなに志向」の話を、ゆるく書きます。
キラキラした無職期間なんて存在しない。
でも、だらだらしながらでも、ちゃんと回復できる。そのことを伝えたくて書きました。
目次
「ポジティブにならなきゃ」は、一旦ゴミ箱に捨てていい
退職直後、「前向きにならなきゃ」と思えば思うほど、動けない自分が嫌になっていきます。
「みんな頑張っているのに」
「こんなことじゃいけない」
「またダラダラしてしまった」
そういう思考が頭の中でぐるぐると回り始めて、余計に動けなくなる。この悪循環、経験したことある方も多いんじゃないでしょうか。
3回の退職を経て、私が学んだことがあります。
「今は無理」と認めた瞬間が、一番回復が早かった。
心が折れているときに「頑張ろう」と言い聞かせるのは、骨折しているのにフルマラソンを走ろうとするのと同じです。まず骨がくっつかないと、走れない。心も同じで、まずは回復が先です。
「前向きにならなきゃ」という気持ちは、今だけゴミ箱に捨てておいていい。
今の段階では、休むことが仕事です。
YouTube だらだら視聴は「心の避難所」だった
退職後しばらくは、1日中パジャマで夕方までYouTubeを見ていました。
料理動画、Vlog、何かのゲーム実況。内容はなんでもよかった。
ただ、誰かの声が聞こえていて、画面の中に動いている人がいる。それだけで、少し「孤独じゃない」感じがしました。
世間的には「ダメな過ごし方」と言われるかもしれません。
でも私は今、あれは必要な時間だったと思っています。
「今日も動画しか見てない……」ではなく、「今日も脳を休ませることに成功した」と、捉え直してみてください。
適応障害や燃え尽きで限界まで使い込んだ脳は、インプットを止めて、ただ流すだけの時間を必要としています。
YouTubeのだらだら視聴は、脳を守るための「シェルター」。
そう考えると、少し罪悪感が薄れませんか。
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少し動けそうになったら、外で「なぜなに志向」を試す
家にいると「反省会」が始まる
ずっと家に一人でいると、どうしても頭が内向きになっていきます。
「なんであの会社に入ったんだろう」
「あのとき辞めなければよかったかな」
「自分が弱いせいで……」
誰もいない部屋で、ひとりで延々と反省会を開いてしまう。
これが、一番消耗します。
そういうときは、「外」へ出てみてください。
カフェでも、図書館でも、コワーキングスペースでも、公園のベンチでも。どこでもいい。
家じゃない場所に、自分の体を連れていくだけで、思考の流れが変わります。
無職中の孤独を救う「居場所」。適応障害の私がコワーキングスペースで出会った多種多様な生き方について
「なぜなに」をノートに書き出す
少し落ち着いてきたな、と感じたときに、私がやっていたのが「なぜなに志向」です。
難しいことは何もなくて、スマホやノートを開いてこう書くだけです。
- 次の仕事で、絶対に譲れないことは何?
- それはなぜ?
- 前の職場で一番しんどかったのは、何が原因だったんだろう?
部屋の中では「わからない」と思考が止まることでも、適度な雑音と外の空気があるだけで、不思議とスッと言葉が出てくることがあります。
答えが出なくてもいい。「書こうとした」だけで十分です。
休職中の焦りがつらいあなたへ【適応障害の回復を遅らせる考え方・救われた思考法】
【節約術】お金をかけずに「集中できる外の環境」を作る
無職中は、カフェのコーヒー1杯の出費も気になるもの。
「外に出たいけど、お金が……」という方に向けて、私が実際に使っていた無料〜低コストの場所をご紹介します。
- 図書館の自習室(0円):静かで、電源があるところも多い。長居できてコスパ最強。
- 公園のベンチ(0円):マイボトル持参で、スマホで作業。天気の良い日は気分転換にもなり、日向ぼっこが気持ちいいです。
- 平日のファミレス:モーニングやドリンクバーだけで数時間いられる。人の気配がある場所が欲しいときに。
- コワーキングスペースのドロップイン:500〜1,500円程度。「今日だけ集中したい」というときに使い勝手がいい。
お金をかけなくても、「一人きりじゃない環境」は作れます。
大事なのは、家と違う空気を吸うことです。
失業中のお金の不安を減らす方法【使える公的制度と固定費見直しのポイント】
転職活動は「一人で戦わない」のがコツ
「次どうしよう」が少しずつ見えてきたら、転職活動のことも考え始めますよね。
そのときに、私が強くおすすめするのが「一人で抱えない」ことです。
転職エージェントを経験したことがある私から言わせてもらうと、エージェントは「今すぐ転職したい人が使うもの」じゃありません。
「なんとなく方向性を考えたい」「今のモヤモヤを整理したい」という段階でも、十分相談できます。
プロに今の状況を話すだけで、頭の中の霧がちょっと晴れることがあります。
無料のカウンセリングだと思って、活用してみてください。
短期離職や適応障害の経歴があっても、面接でどう伝えるかは工夫できます。
一人で「どう思われるか」を悩み続けるより、プロと一緒に考えた方がずっと早いです。
また、大量の求人をおすすめされますが、気が乗らないなら応募はしなくてもOKです。
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【まとめ】生きてるだけで、今日は満点
どんなにだらだらしていても、いつか「あ、ちょっと動いてみようかな」と思える日は必ず来ます。
私はそれを、3回の退職を経て、体で知っています。
今日、YouTubeを見て終わった? それで十分。
カフェで一行だけノートに書いた? それで十分。
外に出られなかった? 家にいられた、それで十分。
「丁寧な暮らし」も「充実した無職期間」も、今は必要ありません。だらだらしながら、少しずつ自分の感覚を取り戻していく。そのペースで全然いい。
3回辞めても、今こうしてブログを書いている私がいます。生きてるだけで100点満点です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
優しいあなたが、楽しく過ごせますように。
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