【2026年8月改定】失業手当が増額!基本手当日額の引上げまとめ〜いくら増える?自分は対象?〜

こんにちは、蒼檸檬です。
2026年8月1日から、雇用保険の「基本手当日額」が引き上げられました。
「今受給中なんだけど、手続きは必要?」
「これから辞める予定なんだけど、いくらもらえるの?」という疑問を持っている方に向けて、今回の改定内容をわかりやすくまとめます。
今回の変更は、令和7年度の平均給与額が令和6年度と比べて約2.7%上昇したことと、最低賃金の改定に伴うものです。
難しい計算式の話は省いて、「結局いくら増えるのか」「自分には関係あるのか」という点に絞って解説します。
【先に結論】
- 2026年8月1日から基本手当日額の最高額・最低額が引き上げられた
- 現在受給中の人は原則手続き不要。8月1日以降の認定分から自動適用される
- 1日あたり約200円の増額でも、受給期間全体では数万円単位のプラスになる
※制度の詳細や個別の受給額については、必ずハローワークや厚生労働省の公式情報も確認してください。
【参考】厚生労働省公式ホームページ 全国のハローワークの所在案内
今回の改定で「いくら増える?」年齢別の最高額・最低額
基本手当日額(1日あたりの失業手当)の最高額が、年齢ごとに以下のとおり引き上げられました。
| 年齢区分 | 改定前 | 改定後 | 増額 |
|---|---|---|---|
| 30歳未満 | 7,255円 | 7,450円 | +195円 |
| 30歳以上45歳未満 | 8,055円 | 8,270円 | +215円 |
| 45歳以上60歳未満 | 8,870円 | 9,110円 | +240円 |
| 60歳以上65歳未満 | 7,623円 | 7,830円 | +207円 |
最低額(全年齢共通)も引き上げられています。
| 区分 | 改定前 | 改定後 | 増額 |
|---|---|---|---|
| 最低額(全年齢) | 2,411円 | 2,562円 | +151円 |
「1日あたり200円くらいか」と思うかもしれませんが、受給期間全体で見るとかなり変わります。
たとえば給付日数が90日の場合、1日あたり200円の増額で合計18,000円のプラスになります。150日受給できる場合は30,000円の差です。
失業中の生活費として、この差は決して小さくありません。
なお、これはあくまで「最高額」の話です。実際の受給額は離職前の賃金をもとに計算されるため、最高額をそのまま受け取れるわけではありません。
自分の受給額が気になる方は、失業手当の計算方法をまとめた記事も参考にしてください。
失業手当とは?退職したらいくら・いつからもらえる?【はじめてでも分かる完全ガイド】
「現在受給中の人」と「これから辞める人」はどうなる?
現在受給中の人 手続きは原則不要
今すでに失業手当を受給している人は、特別な手続きは不要です。
2026年8月1日以降の失業認定分から、自動的に新しい日額が適用されます。
認定日の手続きや流れについては、失業認定日って何するの?当日の流れ・持ち物・所要時間を解説にまとめています。
これから退職する人 新日額が最初から適用される
2026年8月1日以降に離職した場合、引き上げ後の日額をもとに受給額が計算されます。退職後の手続きの流れや必要書類については、退職後にやることチェックリスト【完全版】を参考にしてください。
アルバイト・内職をした日の控除額も変わっています
失業手当を受給しながら単発バイトや内職をした場合、収入から一定額を控除した上で手当の減額計算が行われます。この控除額も今回の改定で引き上げられました。
| 区分 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 内職・アルバイト時の控除額(1日あたり) | 1,391円 | 1,429円 |
控除額が増えた分、手当が減額されにくくなる場合があります。
受給中にアルバイトを検討している方は、必ずハローワークに事前確認のうえ、申告を忘れずに行いましょう。
失業手当を受給しながら働く場合の申告方法については、失業認定申告書の書き方|初回は実績1回でOK+就職時の記入例も参考にしてください。
高年齢雇用継続給付・育児時短就業給付金の変更点
今回の改定は失業手当だけではありません。働く親やシニア世代に関わる給付金の支給限度額も引き上げられています。
| 給付金の種類 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 高年齢雇用継続給付の支給限度額 | 386,922円 | 397,369円 |
| 育児時短就業給付金の支給限度額 | 471,393円 | 484,121円 |
高年齢雇用継続給付は60歳以降も働き続ける方が対象の給付金で、育児時短就業給付金は育児のために時短勤務をしている方が対象です。
支給限度額を超えると給付が止まる仕組みのため、上限が上がることで対象外になりにくくなります。
詳細はハローワークに確認してください。
【まとめ】増額された手当を「安心の土台」にして次へ
- 2026年8月1日から基本手当日額の最高額・最低額が引き上げられた
- 現在受給中の人は手続き不要。8月1日以降の認定分から自動適用
- 1日あたり約200円の増額は、受給期間全体で数万円単位の差になる
- 内職・アルバイト時の控除額も引き上げられ、減額されにくくなった
- 高年齢雇用継続給付・育児時短就業給付金の支給限度額も引き上げ
失業手当は、あなたがこれまで働いて納めてきた保険料から支払われる、正当な権利です。増額された分も含めて、遠慮なく受け取ってほしいと思います。
少し増えた手当を安心の土台にして、焦らず自分のペースで心と体を休めながら、次の選択肢を探していけると良いと思います。
退職直後のお金の不安については、失業中のお金の不安を減らす方法や退職後のお金はいくら必要?無職期間の生活費シミュレーションも参考にしてください。
適応障害での退職後に失業手当を受け取った私自身の経験については、適応障害で退職したら失業保険はすぐもらえる?特定理由離職者の手続き完全ガイドに詳しく書いています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
優しいあなたが、自分のペースで次の一歩を踏み出せますように。
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